E43では、毎年、在京新年会を開催されているそうですが、今年は、1月26日(金)18:00より月島「とき乃や」で開催されました。
E43が中心になっていますが、工業化学科(在学時)2名の方も参加され、総勢9人で楽しく再会を楽しまれたそうです。その日は、非常に寒い晩でしたので、2次会なしで皆さんそそくさと帰宅されたとのことです。 ちなみに、2018年は例年になく雪に降る日が多く、寒い冬だそうです。 お身体ご自愛下さい。 (一社)霧島工業クラブは、都城工業高等専門学校を核とした地域協力型異業種交流グループですが、桑原校長先生を顧問とし現在37社の会員企業で構成されています。会員企業の中には、代表取締役が同窓生の企業もあり、約120名の高専同窓生が会員企業で勤務しています。 http://www.bonchi.jp/kic/index.htm
(一社)霧島工業クラブの平成30年1月度の例会が平成30年1月18日(木)ホテル中山荘にて開催されましたが、新春第一弾の特別講演で、(株)坂田電機宮崎研究センターの斉藤茂(Eh13)さんが、「先進的防災技術に貢献する高専卒技術者」という演題にて講演されました。 斉藤茂(Eh13)さんは都城高専出身(専攻科機械電気工学専攻卒)で、防災・地盤計測テクノロジーで定評のある坂田電機株式会社(本社東京)の宮崎研究センターにて第一線の技術者として活躍されていますが、坂田電機株式会社には、現在8名もの都城高専卒業生がさまざまなプロジェクトで各々の専門分野を担当されています。今回は、特に、国土交通省が推進する革新的河川管理プロジェクト~クラウド型・メンテナンスフリー水位計(危機管理型水位計)~を中心にご講演頂きました。 坂田電機株式会社は、国土交通省が推進する革新的河川管理プロジェクトに株式会社ドコモ、応用地質株式会社と共同で参加し、鶴見川水系鳥山川に「洪水時に特化した水位計」を設置して実証実験を開始しています。2017年9月29日(金)日本テレビ放送「news everyday」でも、水位計の低コスト化について紹介されましたが、本プロジェクトは、従来の水位計設置コストや維持管理費用を大幅に低減することで、中小河川等への水位観測網の充実を図り、洪水時の避難目安等に役立てるものです。 低コストの水位観測システムのIoT水位計の装置は、坂田電機株式会社が開発したもので、河川水位をリアルタイムで計測し、ドコモのLTE回線を使用し、クラウドにデータを送信するシステムですが、斉藤茂(Eh13)さんが組み込みソフトの開発を担当されています。 平成29年の九州北部豪雨で福岡、大分両県で、山間部を流れる中小河川が大きな被害をもたらした災害は記憶に新しく、これは水位計等の設置がないことで情報が入らず、避難判断に影響が出たとの指摘があり、そうした川に低コストの水位計の設置が求められており、現地の河川情報の把握が急務とされています。坂田電機株式会社は、長年培ってきた防災・地盤計測技術をいかし、本プロジェクトを通じて社会の安全・安心に貢献されています。 このように、今回の特別講演では、高専卒技術者が仕事を通じて防災等の社会に役立つ業績を残しておられることをお伝えできたのではないかと思います。 (写真は、クリックで原寸表示) 都城高専ではキャリア教育の一環として、本科低学年生(1~3年生)を対象とし、高専OB・OGを講師に就職支援講演会を開催しています。特に、3年生は4年生の夏休みには全員インターンシップに参加することになり、翌年の春には実質的な就職活動が始まりますので、なるべく早い時期から、企業研究をスタートすることが重要となってきます。
【就職支援講演会】 対象:建築学科1~3年生 日時:平成30年1月17日(水)14:40~15:25 場所:都城高専専攻科棟多目的ホール 演題:「大手ゼネコンと地元建設会社で働くこと~地元企業で働くこと、その魅力」 講師:谷口 伸一郎 様 ◆プロフィール ・出身高専名:都城工業高等専門学校 (豊橋技術科学大学 大学院修士課程修了) ・専攻学科:建築学科 ・卒業年度:1978年3月 ・所属:(株)川原田工務店 代表取締役 谷口社長は、都城高専建築学科卒業後、豊橋技術科学大学に進学され、大手ゼネコンの清水建設(株)に昭和57年に入社されています。清水建設(株)には14年間勤務され、その後、地元の(株)川原田工務店へ入社され、現在は(株)川原田工務店の代表取締役をされています。 このように、谷口社長は都城高専の本科を卒業後進学の道を選択され、大手ゼネコンから地元建設会社への転身、また、都会から地元へのUターンを経験されていることから、これから都城高専の学生が卒業後、自分の進路を選択・決断しなければならない時に、直面するであろうテーマについて、大変有意義なアドバイスを頂きました。 特に、大手ゼネコンと地元企業で働くことの違いについて語って頂きましたが、たとえ働く場所が変わっても、建築に携わる者の喜びについても熱弁を奮って頂きました。 また、学生時代に身に着けておきたい事や社会に出て大切な事についても触れて頂きましたが、なによりも健全な心と身体がもっとも大切であると語られていたのが印象的でした! (写真は、クリックで原寸表示) |
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2月 2024
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